施設別使用例
病院
病院で「停電」が起きると、以下のような問題が予想されます。
- ●患者さまの健康維持や治療、生命維持に関わる医療機器が使用できません。
- ●揚水ポンプが作動しなくなるため、各部屋への給水が停止します。
- ●水道が停止することで、同時にトイレも使用できなくなります。
- ●バックアップを取っていないデスクトップPCからデータが消えます。
- ●その他、電化製品がすべて使用不可になることは言うまでもありません。
- これらの機器等を長時間(72時間以上)稼働させるには、非常用発電機の設置が不可欠と言えます。また、患者さまや従業員の方の食事、暖房、シャワー等への給湯など、最低限のライフラインを確保することも可能になります。
消防法により設置を義務づけられた発電機では、消防設備や非常用避難設備(スプリンクラーや警報器など)以外の電力供給まで考慮されていません。
他の必要な機器を動かしたい場合、災害時の停電に対応した非常用発電機が必要です。
さらに平常時においても、病院全体の電力デマンドが増加した場合のピークカット運転に利用することで、電力を抑制し、契約電力を下げて電気料金の削減をはかることが出来ます。(対応機種のみ)
電力ピークカットと、デマンドコントロールの仕組み
医療現場にとって電力の途絶は重大な事態です。訴訟大国アメリカでは、病院でトラブルが発生した場合に多額の賠償が必要になります。
GENERACの非常用ガス発電機はその高い品質と信頼性から、緊急時の非常用電源としてアメリカの医療機関にも数多く採用されています。日本でもこれまで多数の病院・クリニック・診療所などへの設置を重ねてきました。そしてそれらの実績は今も増え続けています。
UPSとは、商用電力が停電したとき、瞬時に内蔵バッテリーに切り換えて電力を供給する装置です。
IT機器などは停電によって電力供給が止まると、突然停止して故障することがあります。医療機器も同様で、病院や医療機関を対象にした医療機器専用の無停電電源装置も販売されていますが、内蔵バッテリーの容量は限定的です。
機種と使い方によりますが、UPSによる停電時の電力供給は数分から数十分のみで、ほとんどの場合は非常用発電機が安定稼働するまでのつなぎとして使われます。そのため、UPSのみで業務を継続するのは非常に困難であり、手術中に停電が発生した場合は、短時間で生命維持に関わる医療機器が使用できなくなります。
停電時でも瞬時に切り替えができるUPSのメリットを活かすためには、長時間の電力供給が可能な非常用発電機を組み合わせる必要があります。
老人ホーム・介護施設
老人ホームや介護施設でも、災害でライフラインが断たれた場合を想定した長時間の停電対策が必須の時代となりました。
2021年には厚生労働省から「令和3年度介護報酬改定の主な事項について」が開示され、BCP(事業継続計画)およびBCM(事業継続マネジメント:BCPの策定を含む、事業継続のための運営方針。また、実際に運営していくこと)を定めることを義務付ける内容が記載されています。3年間は経過措置期間が設けられていますが、2024年には完全義務化となります。
高齢化社会を迎え、老人ホームや介護施設の建設が各地で進む中、いまだにBCPの策定が進んでいない所が多いのも実情です。
一方、先進的な運営企業は積極的にBCP・BCMを導入し、災害時の対応を見直すだけでなく非常用発電機の導入といった防災面での備えを整え、それらを発信することで「安心できる施設」という独自のブランディングに取り組んでいます。
福祉施設では、電気・ガス・水道といったライフラインが復旧しないと、入居者のケアもままなりません。BCMの導入に伴い、災害時でも自前で電力を確保するため、非常用発電機を導入する施設が増えています。
非常用LPガス発電機と災害用LPガスバルクを設置しておくことで、地震等の災害発生時でも生命維持に必要な呼吸器や痰吸入器、酸素供給システムなどの医療機器だけでなく、利用者の方の食事や暖房、シャワー等への給湯といった、生活のためのエネルギーを継続して提供できるようになります。
医療機関・福祉施設等にも安心の実績
アメリカでナンバーワンの実績を誇る GENERACのLPガス非常用発電機。緊急時の非常用電源としてアメリカの医療機関に多数の設置実績があり、コンパクトな設計で狭い場所にも設置が可能です。
災害発生時に介護サービス施設や医療機関、特別養護老人ホームなどで停電が発生すると、次のような影響が考えられます。
- ●ご利用者様の健康維持や治療、生命維持に関わる医療機器が使用できなくなります。
- ●揚水ポンプが止まるので給水が停止し、非常用の井戸も使えなくなります。
- ●水が使えないので入浴や洗濯ができず、トイレも使用できなくなります。
- ●照明が使えないので室内が暗くなり、ケアや介護に支障が出ます。
- ●エレベーターやリフトが止まるので、人や物の移動が困難になります。
- ●ナースコール等の緊急連絡手段が使えなくなります。
- ●PCが停止し、携帯やスマホ等の充電ができなくなります。
訴訟大国アメリカでは、医療機関でトラブルが発生した場合、多額の賠償が必要になりますが、GENERACのLPガス非常用発電機は、その高い信頼性と実績により、アメリカの医療機関にも多数設置されています。
介護サービス施設や医療機関をはじめ、老人短期入所施設、特別養護老人ホーム、老人デイサービスセンター、老人デイケアセンター、老人介護支援センターなどで、最低限のライフラインを確保するための非常用自家発電設備としてお使いいただけます。
医療機関・福祉施設等にも安心の実績
GENERAC非常用発電機はアメリカでシェアNo.1の実績を持ち、過酷な現場やハードなビジネスの使用にも耐える信頼性の高い発電機として、スーパーやコンビニ・ホテル・ショッピングモールなどの商業施設、病院や公共施設などのバックアップ電源に用いられています。
ガス燃料に対応した水冷式ガスエンジンは、大規模施設や商用施設にも余裕ある電力を生み出すことができ、災害発生時の停電・防災・BCP対策の非常用電源に最適です。
スーパーマーケットやコンビニに非常用発電機を設置して、地震などの災害発生時に電力や食料を避難者に提供し、地域の防災対策に貢献することもできます。
また、電力デマンドが増加する夏場などは、ピークカット運転で使用電力を抑制し、契約電力を下げて電気料金を削減することができます。
用途別使用例 > ピークカット
リース・クレジットを活用すれば、月々一定のリース料を経費として処理することが可能で、多額の購入資金も不要となります。
GENERAC非常用発電機はあらゆる用途に対応できる多彩なラインアップを持ち、最適な発電容量はもちろん、設置状況に応じて燃料はLPガス・都市ガスの2種類から、電力は単相・三相から選択することができます。
スーパー・コンビニ・商業施設
スーパーやコンビニなど食品を扱う店舗では、災害発生時の停電対策が重要になります。食品の鮮度を保つ冷凍庫・保冷庫に電源を供給し、店舗内の照明・POSシステムなどの停止を防ぐため、災害発生時でも稼働する非常用電源が必要です。
スーパーマーケット・コンビニ・商業施設などの防災・BCP対策として、災害に強いエネルギー、LPガスを燃料とする非常用発電機を設置すれば、停電発生時でも営業を続けることができます。
BCP事業継続計画で災害に備える
GENERACの商用発電機は、静かな運転音と厳しい天候下でも運転できる性能を誇り、LPガスや都市ガスに対応した単相、三相の発電機を入手しやすい価格で提供しています。