非常用発電機 自家発電設備の基準

GENERAC 自家発電設備

非常用発電機を含む自家発電設備は、総務省消防庁の消防法施行規則(昭和三十六年自治省令第六号)第十二条第四号ロ(ホ)〔現行=ロ(ニ)〕の規定に基づいて構造や性能の基準が定められています。

自家発電設備の構造及び性能について、要約を下記にまとめました。詳細や例外規定については原文をご参照ください。

総務省消防庁の消防法施行規則は、こちらに原文が掲載されています。

http://www.fdma.go.jp/concern/law/kokuji/hen52/52030104010.htm

自家発電設備の基準

自家発電設備の構造及び性能について

1 外部から容易に人が触れるおそれのある充電部及び駆動部は、安全のため保護する
2 常用電源が停電した場合は、自動で動作する(場合により手動も可)
3 停電してから動作するまで40秒以内であること
4 停電時は負荷回路を自動的に切り離せるようにする
5 電圧計及び電流計を設ける
6 定格負荷で連続運転できる時間以上に動作する
7 JIS基準の回転速度でねじり振動を発生しない
8 自家発電設備から発生する騒音、振動、熱、ガスを適切に処理する
9 セルモーターピニオンとリンクギアの不噛み合わせ防止装置を設ける
10 セルモーターの蓄電池は高率放電用蓄電池を用いる
11 空気始動式の場合、空気タンクの圧力が低下した時の警報装置や圧力調整装置を設ける
12 燃料タンクは容量次第でタンクを厚くし、液面計を設ける
  燃料タンク容量とタンクの厚み
  20~40リットル : 1.0mm以上
  40~100リットル : 1.2mm以上
  100~250リットル : 1.6mm以上
  250リットル以上 : 2.0mm以上
  タンクに安全装置や通気管を設け、配管や接合部分等は頑丈にする
13 燃料は連続運転可能時間で消費される同じ量以上が必要
  ガス燃料の場合も、燃料は連続運転可能時間で消費される同じ量以上が必要
  地震でも安定供給されるような構造とし、緊急ガス遮断装置を設置する
14 水冷式エンジンには冷却水タンクや熱交換器等を設ける
15 発電機は耐振性のある固定子を用いる
16 発電機の回転子には良い材料を用いる
17 電圧変動率は定格電圧のプラスマイナス2.5%以内
18 制御装置は鋼板など強度の有るもので造り、手動停止装置を設ける

キユービクル式自家発電設備の構造及び性能について

1 キユービクル式自家発電設備の種類
  自家発電設備と附属装置を外箱に収納したもの
  制御装置・保安装置・附属装置を外箱に収納したもの
2 外箱は鋼板とし、板厚は屋外用で2.3ミリ以上、屋内用は1.6ミリ以上とする
  開口部には防火戸を設ける
  外箱は床にしっかり固定する
  外箱には消音器や排気筒を容易に取り付けられるようにする
  外箱の電線引出し口は、金属管又は金属製可とう電線管を容易に接続できるものとする
  外箱は表示灯や配管など必要なもの以外は露出させない
3 機器類は外箱の底面から10センチ以上の位置に収納または同等以上の防水措置が必要  
  機器・配管類は断熱処理してしっかり固定
  エンジン・発電機は防振ゴムなどの振動吸収装置の上に設ける(ガスタービンを除く)
  給油口は油漏れしても機器類に影響がない位置に設ける
  騒音対策を講じる
  ガス燃料等の場合はガス漏れ検知器及び警報装置を設ける
4 キユービクル式自家発電設備には、内部が高温にならないよう換気装置を設ける
  自然換気口の開口部面積は、一の面あたり3分の1以下とする
  自然換気口で十分に換気できない場合は、機械換気設備を設ける
  換気口には防火措置を施し、外部の場合は雨水浸入防止措置を行う

自家発電設備の表示

自家発電設備には、下記の製造者名又は商標を見やすく消えないように表示する

製造年・定格出力・形式番号・燃料消費量・定格負荷における連続運転可能時間